こんにちは
Young_ViViです
今回はNikonが発売している一眼レフカメラ(Dシリーズ)について紹介します
Niconってどんな企業?
Niconは1917年に創立され、光学機器と光学ガラスを主に作っている企業になります
カメラを発売する前は、天体望遠鏡や顕微鏡などを作っていました
そのためレンズのノウハウを持っており、レンズ分野に非常に強い会社です
Niconの発売しているレンズはNIKKORレンズ(ニッコールレンズ)と呼ばれ有名ですよね
そのようなバックヤードがあるNiconは1948年からカメラを製造しています
Nicon Dシリーズとは
Nicon DシリーズはNiconが発売している一眼レフカメラです
Nicon DシリーズはDの後の番号の桁数でどの層へ向けたカメラなのかがわかります
D1桁はプロ向けに作られた最上位モデルになります
D2桁はプロから初心者まで幅広い層をターゲットにしており、初心者にも扱いやすいモデルになります
D3桁はプロから上級者をターゲットにしたモデルです
D4桁は使えるD2桁の番号が少なくなったため近年登場したモデルになります
ターゲットはD2桁と同じプロから初心者まで幅広い層をターゲットにしています
ちなみに Niconが発売しているミラーレスカメラはZシリーズ、ライカ判一眼レフはFシリーズ、コンパクトデジタルカメラはCOOLPIXシリーズと呼ばれています
さらにNiconのカメラはイメージセンサーのサイズによって2つに分類されており、ライカ判フルサイズのイメージセンサーを使用しているものをFXフォーマット、APS-Cサイズのイメージセンサーを使用しているものをDXフォーマットと呼んでいます
Niconのカメラの特徴
Niconのカメラは自然な発色が特徴的で実物に近い写真が撮れることが強みです
また、AF精度がかなり正確で他社よりも細部までピントが合います
正確な分、ピントが合うまでの時間が他社よりも遅いのでスポーツや鳥などの動く被写体の撮影は苦手とされています
また、明暗差が激しい場所でもハイライトやシャドウの情報を多く記録することができるので白飛びや黒つぶれが少ないことが特徴です
そのため風景などの静止している被写体、空や夜景など白飛び、黒つぶれしやすい被写体の撮影に適した機種になります
おすすめのNicon Dシリーズ
D610(FXフォーマット)
D610は2013年に発売された初心者の方にオススメのカメラになります
(D三桁ですが・・初心者にオススメのクラスです)
価格も安くボディ価格で6万をきる破格の安さです(2023年11月現在)
また有効画素数2426万画素、ISO100~6400と初心者には申し分ないスペックになっています
しかし、連写性能が約6コマ/秒と少し遅く、動く被写体を撮影する際は取りこぼしがあるかもしれません
その他にもAFエリアが狭いことや、ホワイトバランスがやや黄色寄りになるなど、弱点はありますが価格を抑えてカメラを趣味で始めたい人にはオススメのカメラになります
D7500(DXフォーマット)
D7500は2017年に発売された初級者~上級者にオススメのカメラです
EXPEED5 と言われる高性能画像処理エンジンを搭載しており、4K UHD(3840×2160)/30Pの動画が撮影可能なカメラです
また連写性能も8コマ/秒とハイレベルなものに仕上がっています
有効画素数は2151万画素、ISO感度はEXPEED 5とCMOSイメージセンサーの連携により100~51200まで拡張されています(ISO50~1640000相当まで拡張可能)
輝度差が大きい場合でも白飛び、黒つぶれを抑え見た目に近い明るさを再現するアクティブD-ライティングも搭載されています
HDRも搭載されていますがアクティブD-ライティングは合成プロセスがないので動いている被写体にも対応できます
D500(DXフォーマット)
D500は2016年に発売された上級者向けにオススメのカメラです
153点のAF機能を搭載しており、これはプロのカメラと同じレベルのAF機能になります
また連写性能も10コマ/秒と速く、鳥などの動く被写体でも問題なく撮影できます
APS-Cサイズではあるものの、プロカメラと同等の性能を持つため、望遠で高画素の写真を撮りたいときなどプロのサブ機としても活躍しそうですね
コンパクトさや価格の面からコスパ重視のアマチュアの方にもメイン機として、特におすすめです
D850(DXフォーマット)
D850は2017年に発売された上級者にオススメのカメラです
このカメラのイメージセンサーは裏面照射型(ニコン FXフォーマットCMOSセンサー)を採用しており、被写体の光をより効率的にフォトダイオードに入射させます
また、画像処理エンジンEXPEED 5を搭載しており、両者を組み合わせることで高感度時でも効果的にノイズ抑制することを実現しています
測光センサーに180KピクセルRGBセンサーを使用しており、-3EVの暗さまで対応しています
チルト液晶も搭載しており動画を撮る際も非常に使いやすいカメラになります
D780(DXフォーマット)
D780は2020年に発売された上級者にオススメのカメラです
このカメラはハイブリッドAFシステムが撮像範囲の90%内、278点をフォーカスカバーしています
このカメラのイメージセンサーは裏面照射型(ニコン FXフォーマットCMOSセンサー)を採用しており、被写体の光をより効率的にフォトダイオードに入射させます
また、画像処理エンジンEXPEED 6を搭載しており、「アクティブ D- ライティング」、「電子手ブレ補正」、「フォーカスピーキング」を適用した4K UHDの撮影も可能になりました
回折補正機能
その他にも回折補正機能の適用、解像感や感度も向上しており、ISO100~51200(ISO50~204800相当まで拡張可能)を実現しました
D780はLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15bを採用しており、低消費電力にも成功しています
一回の充電で2260コマ、動画で95分の撮影が可能なことも魅力の一つです
最後に・・
いかがだったでしょうか
今回はNicon Dシリーズのおすすめ一眼レフを5つ紹介させていただきました
熟度や被写体、価格など状況により適切なカメラは変わると思いますが、この5つのカメラはどれも自信を持ってオススメできるモデルになります
高性能かつ高機能なものを持つに越したことはありませんが、その分価格が高くなるため、カメラの購入の際はモデルの特徴を理解して購入することをお勧めします
この記事を読んで読者の皆さんがカメラを選ぶ際の参考になれば幸いに思います
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