レンズフィルターの種類と使い分け

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こんにちは

Young_ViViです

今回はレンズフィルターについて紹介したいと思います

レンズフィルターはレンズの先端、後端、中間部などにフィルターを装着し、レンズに入ってくる一部の光を透過、遮光するカラーフィルター、光学フィルターです

目をカメラと仮定するなら、レンズフィルターはサングラスをイメージしてもらえればわかりやすいと思います

サングラスは遮光を目的としていますが、レンズフィルターは遮光だけでなく、レンズの保護を目的とするものから、写真の出来を変えるものまで様々です

レンズフィルターを使用すると、写真の幅が広がるので、撮りたい写真に近づくと思います

そのためにはまず、正しくレンズフィルターを理解し、選ぶことが重要になりますので、この記事を読んで自身の作品作りに生かしてもらえたらと思います

保護フィルター

保護フィルターはカメラレンズを保護するために使用するレンズフィルターです

スマホの画面保護フィルムをイメージしてもらえればのわかりやすいと思います

スマホの画面保護フィルムに助られた経験は皆さんもあると思います

レンズは高いものなので、保護フィルターはつけておくのが賢明だと思います

UVフィルター

UVフィルターは紫外線を抑える効果のあるレンズです

コントラストが良くなり、色収差((パープルフリンジ)、色かぶりが抑制されます

また、保護フィルターとしても代用できるようなので、一石二鳥です

PLフィルター

PLフィルターは光の反射を抑えるレンズフィルターです

水たまりや川など被写体の中に光の反射を抑えたいものがあるときに使用します

その他にも光が強いと被写体の色がはっきりと出にくいですが

そのような時にPLフィルターを使用すると、光の反射を抑えることができるので、光が強い状況では比較的色がはっきりと出ます

NDフィルター

NDフィルターはレンズに入ってくる光の量そのものを減らすフィルターです

減らす光の量はNDの後の数字が大きくなればなるほど、光の量が少なくなります

例えばND4であれば光の量は1/4になります

ND16であれば光の量は1/16になるので、ND16の方が光の量が少ないということになります

光の量は設定でコントロールできますが、NDフィルターを使用することで設定の幅が広がります

クロスフィルター

クロスフィルターは光の線を作り出すフィルターです

例えばある光源があったとして、そこから光の線が4本四方に出ていたとしたら、写真のアクセントに使えますよね

線の本数もフィルターによって選択できるので、よりイメージした写真が撮れそうです

ソフトフォーカスフィルター

ソフトフォーカスフィルターは全体を柔らかく仕上げることができます

光が強い部分は特にその効果が得られます

寝起きの視界のような、夢の中のワンシーンのような独特な写真を撮ることができます

クローズアップレンズフィルター

クローズアップレンズフィルターはレンズの最小焦点距離よりもさらに焦点距離を少なくすることができるレンズフィルターです

クローズアップレンズフィルターはNo.が振り分けられており、数字が大きくなるほど近づいた写真を撮影することができます

エンハンサーフィルター

エンハンサーフィルターはある特定の色の彩色性を高めることができるレンズフィルターです

彩色性を高めたい色が変わると該当する色のレンズフィルターに変える必要があるため若干手間ではあります

しかし、海や森など強調したい部分の色がそろっている時は非常に効果的なフィルターだと思います

モノクロフィルター

モノクロフィルターは被写体を白黒で撮影できるレンズフィルターです

モノクロフィルターは黄、オレンジ、赤の三種類のフィルターがあります

赤>オレンジ>黄の順で白黒のコントラストが強くなります

今はモードでモノクロ撮影ができるものもありますが、モノクロモードで撮影した写真と、モノクロフィルターで撮影した写真ではモノクロになる過程が違うため全く違った写真になります

さいごに

いかがでしたか?

レンズやボディも重要ですが、レンズフィルターというアイテムを使うことでより写真の幅が広がると思いませんか?

もしくは普段撮らない被写体にも挑戦してみたいと思いませんか?

写真はただ目の前の光景を記録するだけでなく、表現することで作品としての価値が生まれると思うので新しい表現を探ってみるのも面白そうですね

その一翼を担ってくれるアイテムだと思うので、ぜひ使用してみてはいかがですか?

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