DPRAW撮影機能について

こんにちは

Young_ViViです

今回は「DPRAW撮影」について解説していこうと思います

DPRAWってなに?

DPRAWはデュアルピクセルRAWファイルの事で、通常の画像情報にプラスしてイメージセンサーからのデュアルピクセル情報を格納したファイルになります

読者

デュアルピクセル情報ってなに?

それがあると何が違うの?

デュアルピクセルとはセンサーの画素に2つのフォトダイオードが入っていることです

このデュアルピクセルを利用し、「色情報」や「位相差情報」を取得することができます

このデュアルピクセルを利用したAF機能で有名な「デュアルピクセル CMOS」はその一例になります

RAW画像とはイメージセンサーの情報がそのまま入った画像ファイルです

そもそも「RAW」は「生の」という意味なので生画像といったほうがピンとくるのかもしれません

注意すべきことはRAW画像はそのまま画像として携帯やパソコンで使用することができません

画像として使用するためには特別なソフトで画像化する必要があります

これをRAW現像といいます

RAW現像の際、イメージセンサーの情報をもとに画像を修正することができます

これがRAW撮影の最大のメリットとなります

修正できるといっても加工ではないので、限りがあります

RAW現像の際修正できるのは「露出補正」「ホワイトバランス」「露出調整」「シャープ調整」「ノイズリダクション」「鮮やかさ調整」などです

RAW撮影していなくても今どき修正くらいできると考える方は多いと思いますが、出来上がりが全く違います

なぜかというとRAW画像はイメージセンサーの情報がそのまま入っているからです

その情報をもとに修正するわけですから、そもそも普通に撮影した画像とは比べものにならない情報量を持って修正しているということになります

DPRAW機能は通常のRAW撮影機能にデュアルピクセル情報を足したものになります

すなわちデュアルピクセルを使用して得られた情報もRAW画像ファイルに入っているということです

ファイルに入っているということは修正もできるということになります

具体的には「解像感の微調整」「撮影視点の微調整」「ゴーストの低減」といったことがRAWRAW現像の際修正できます

いかがだったでしょうか

RAW画像はすぐには使えず手間がかかりますが、ひと手間加えるという点でこだわりや個性がでる側面も持っていると思います

またデュアルピクセルCMOSセンサーができたからこそできるDPRAW撮影もこだわりや個性のボックスが増えたと考えるとRAW撮影が好きな方は新たな遊びができて楽しいかもしれませんね